https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN160EA0W1A110C2000000
『【ワシントン=共同】ポンペオ米国務長官は15日、香港の民主派ら50人以上が香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で一斉に逮捕された事件を受け、中国共産党幹部や香港当局者ら6人を制裁対象に指定したと発表した。米国内の資産が凍結される。
ポンペオ氏は声明で、一斉逮捕を「香港の自由と民主手続きが中国によって根本的に損なわれている顕著な例だ」と非難。「責任を負わせるために全ての手段を引き続き使う」と強調した。
制裁対象となったのは、中国共産党で香港を担当する中央香港マカオ工作指導グループのメンバー、尤権統一戦線工作部長、国安法に基づいて香港に設置された出先機関「国家安全維持公署」の孫青野副署長のほか、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会で唯一の香港選出委員の譚耀宗氏。他に香港警察当局の3人も対象となっている。
香港当局は6日、民主派50人以上を逮捕した。逮捕者に米国人弁護士も含まれていたとされ、ポンペオ氏は逮捕に関与した個人や組織に対し、制裁や規制措置を検討する考えを表明していた。
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