‘「クィーンズ・ギャンビット」再び’

http://blog.livedoor.jp/goldentail/

※ 「机上空間」さんが、再度「クィーンズ・ギャンビット」について、書いておられる…。

※ 今度は、内容に踏み込んでの、「感想」のようだ…。

※ 前にも言ったが、そっち方面はからっきし…、ではある者である…。

※ それでも、そういう「感想」を持たれた氏の、「人間としてのヒダヒダ」は、十分に感じ取れる…。

※ 却って「抜き出し」は、そういう「香り」を損ねる嫌いがあると考えるので、引用は二節だけにとどめておく…。

※ 『数々の名シーンで構成される「クィーンズ・ギャンビット」ですが、私が一番印象に残っているのは、初対戦の前に、偶然、ベスがボルコフ一行とエレベーターに乗り合わせるシーンです。ボルコフ達は、ベスに気がついていますが、ロシア語が判らないと思って、ズケズケと言いたい放題を言います。ベスは、ソ連の優れたチェスの研究書を読む為に、ロシア語をマスターしていたので、会話が理解できました。寡黙に周りの話を聞いていたボルコフですが、最後に「彼女も我々と同じだ。これ以外に生きる術が無い」と呟いて、エレベーターを降ります。

ボルコフらのチェスプレイヤーには、監視として常にKGBの人間が付きまとっていて、国の面子の為にチェスをやらされている不自由さから、自立する為にチェスで勝ち続けるしかないベスに、同類の匂いを嗅ぎ取っていたのでしょう。いいシーンです。』

 ※ 『勝負がついた後、ベスは空港へ向かう車から「少し歩きたい」と申し出て降りるのですが、公園で楽しみの為に屋外で辻チェスをする現役を引退した老人達のいる場所に向かいます。この時のファッションは、完全に白のクィーンを彷彿とさせる出で立ちです。栄光や自己実現や面子の為ではなく、楽しみの為にチェスを指す老人の群れの中で、「ぜひお手合わせを」と試合を始めるところで、ドラマは終わります。』