(※ トランプ氏の弾劾裁判は)次期政権運営に影響も

(※ トランプ氏の弾劾裁判は)次期政権運営に影響も
スティーブン・スミス米ワシントン大教授(政治科学)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN1404Y0U1A110C2000000

『米上院が退任後の米大統領を弾劾裁判で裁いた前例はない。このため、トランプ氏を退任後に裁くことには法律の専門家の見解が分かれている。

バイデン次期政権の発足直後に弾劾裁判を開くことには、民主党の中にも慎重論がある。弾劾裁判にメディアの注目が集中し、バイデン氏のメッセージが米国民に届きにくくなれば、新政権の政策立法措置や運営を阻害しかねないからだ。民主党にはトランプ氏の訴追よりも、米国民にとって重要な…

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・民主党にはトランプ氏の訴追よりも、米国民にとって重要な政策を優先する姿勢を示したいとの思惑もある。

・一方の共和党は、マコネル上院院内総務がトランプ氏の弾劾はむしろ党にとって有利になるとの見方を示したと報じられた。共和党支持者の半数は熱心なトランプ氏支持者とされ、今回の弾劾が共和党にどう影響するかはトランプ氏の今後の動向にも左右される。

・しかしトランプ氏は大統領選で敗北し、応援したジョージア州の上院決選投票も負けた。将来の選挙での共和党の競争力を強化する再建のために、トランプ氏という「障害」を取り除きたいと考えているようだ。議会が上下両院合同本会議でバイデン氏の当選認定に反対した議員にどう対処するかも問題になるだろう。(ワシントン=芦塚智子)