〔兵頭二十八氏のサイトからの情報〕(その2)

 ※ 氏の「孤独な戦い」の一端が垣間見える記事なんで、別稿として貼っておく…。(URLは、前記の記事と同じ)

 『本日、半藤一利氏のご逝去を未明のネットと夕刊にて承知し合掌。うわ背があったし、身体と頭脳の両軸エリートだったのだなぁといまさらながら確認した。どの会社でも欲しくてたまらない人材だろう。
 文春新書『零戦と戦艦大和』の座談が終わったあとの雑談で、石川信吾かだれかの名をわたしが出したら半藤氏がすぐ反応した。ああきっと生前にじっさいに本人に取材したこともあるのだ、と思った。わたしは元軍人に片端からインタビューできるような歳回りでも財産持ちでもなかったので、せめて図書館で戦前の本を読み漁ることに決め、活字から戦前の文脈を吸収することに努めたのだ。
 その成果をたとえばPHP文庫『日本陸海軍失敗の本質』の「石原莞爾」で、古手の書き手の人たちに問うてみたつもりだったのだが、何の反応も聞かれなかったのは心残りだ。それは最新書き下ろしの『封鎖戦』でも同じで、わたしはもうこういう無反応に慣れっこになってしまった。
 まあ人間、できることをするしかないよね。

 このたび光人社さんが、文庫の『地獄のX島で米軍と戦い、あくまで持久する方法』を増刷してくださる。近々、書店に出るだろう。ほんのすこしだが、内容を修正したところがあります。』