金正恩氏「米国を屈服させる」 米首都射程に核高度化 バイデン新政権をけん制

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 ※ 「核運搬手段」は、現状3つある…。
  1、大陸間弾道弾(ICBM)
  2、戦略爆撃機に搭載
  3、戦略潜水艦に搭載(SLMB)

 1、のICBMは、液水液酸燃料を使うから、その「注入」に数時間を要し、屋外で発射台に据えて行うと、「偵察衛星」で容易に「探知」される…。
  「固体燃料」ミサイルは、まだそこまでの「長射程」のものは、開発できていない…。

 2、の戦略爆撃機は、保有していない…。

 3、のSLBMは、大体射程2000㎞と言われ、そこまで近づける「潜水艦」は、未だ開発されていない…。第一、日本海に乗り出したとたんに、敵側の探知網にかかり、「探知」されるだろう…。
 それで、山中に「サイロ」でも構築して、そこに「埋め込む」他はないだろうとの分析記事も見た…。

 しかし、いずれ「大工事」になるから、掘り出した「土砂」の運び出しなんかも、容易に「偵察衛星」によって、探知されるだろう…。

『【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は開催中の第8回朝鮮労働党大会で「米国を屈服させる」と報告した。米首都を射程に収める核・ミサイルの開発を進める方針も示した。バイデン次期米政権の出方が読めないなか、米国や日韓の脅威となる軍事技術の向上を優先し、対米交渉能力を高める意図とみられる。

9日の朝鮮中央通信によると、金正恩氏は5~7日の会議で計9時間にわたり活動総括を読み上げた。…

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・11月の米大統領選後、沈黙を守ってきた対米戦略は「最大の主敵である米国を制圧し、屈服させることに焦点を合わせるべきだ」と語った。

・金正恩氏は「誰が権力の座に就いても、米国の実態と対朝鮮政策の本心は絶対に変わらない」と強い不信感もにじませた。北朝鮮にとって、3回の首脳会談で関係を築いたトランプ大統領の退場は衝撃だ。トップダウンで非核化措置と経済制裁の解除を取引する構想は難しくなった。

・米新政権との関係はゼロから築く必要がある。「戦略的忍耐」を掲げて北朝鮮を無視したオバマ政権の再来を警戒している。対米交渉力を引き上げるため、金正恩氏は封印してきた核への執着を再びあらわにした。

・米国の首都ワシントンを射程に収める1万5千㌔圏内を正確に核打撃できる技術や、任意の場所から発射できる固体燃料型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発すると宣言。「多弾頭誘導技術の研究事業や、新たな原子力潜水艦の設計研究の審査が最終段階にある」などと新兵器計画を次々と挙げた。

・米に強硬姿勢を示す一方で「対外関係は全面的に拡大、発展させる」とも言及した。とりわけ貿易の95%を依存する中国との関係は「切っても切れない運命で結ばれている」と意義づけた。

・専門家は「中国やロシアなど利害を共にする国との関係を深める方針だろう」(韓国慶南大の金東葉教授)とみている。対米交渉の後ろ盾や経済支援への期待がある。

・バイデン新政権の政策を見極めるなか、対話復帰を呼びかける韓国との関係は「現時点で一方的な善意を施すつもりはない」とあしらった。3月に予定する米韓合同軍事演習や最先端兵器の導入を中止するよう要求した。

・金正恩氏は開会の辞で、16年の前回党大会で定めた国家経済発展5カ年戦略が未達に終わったと説明。報告では米国が主導した経済制裁と自然災害、新型コロナウイルスの流行が原因だったと指摘した。

・状況改善の展望は描けず、新たな5カ年計画は「自力更生、自給自足」を基本理念にすると強調した。将来的な外貨獲得を見据え「金剛山地区を現代的な文化観光地に変える」と発言し、南北経済協力の一環で韓国企業が建設したホテルなどの施設を撤去して再整備する構想を披露した。