米予想インフレ2%強に 2年2カ月ぶり

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『【ニューヨーク=後藤達也】4日の米金融市場で、米国の予想物価上昇率が2年2カ月ぶりに2%を超えた。経済対策や新型コロナウイルスのワクチン接種の進展により、需要が回復するとの見方が強まっているためだ。インフレが加速すれば、金融緩和を続けにくくなるなど政策運営にも影響する可能性がある。

米国の物価に連動する国債の取引で市場が予想する今後の物価上昇率が計算できる。今後10年の物価上昇率は4日、年率で2.01%と2018年11月以来の高水準になった。2020年3月にはコロナの拡大で一時0.4%台にまで低下したが、その後ほぼ右肩上がりで上昇が続いてきた。

米連邦準備理事会(FRB)は2%の物価上昇を目標に金融政策を運営している。一時的に2%を上回っても金融緩和を続ける姿勢だが、物価上昇圧力が強まった場合は金融緩和を修正する可能性も出てくる。市場ではこれまで金融緩和の長期化を前提としてきた投資家が多く、物価動向次第で株価が不安定になる可能性もある。

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