バイデン氏「ワクチン供給を加速」、戦時下の権限活用へ

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『【ワシントン=鳳山太成】バイデン次期米大統領は29日、新型コロナウイルスワクチンの供給を加速させるため、就任後に戦時下の大統領権限を活用すると表明した。ワクチン生産に必要な材料の生産を企業に命じる。現政権の遅れを批判し、連邦政府が支援を強めるべきだと訴えた。

地元の東部デラウェア州ウィルミントンでコロナに関して演説した。トランプ政権は年内に2000万人の接種を目指したが実際は数百万人にとどまっていると指摘し、「計画が大幅に遅れている」と批判した。「今のペースでは全国民の接種に数カ月どころか数年かかる」と語った。

バイデン氏は大統領就任100日以内に1億回の接種を目指す。供給量を引き上げるため、朝鮮戦争下の1950年に成立した「米国防生産法」に基づく大統領権限を使うと明言した。生産を優先すべき製品を企業に直接指示できる法律で、トランプ大統領も人工呼吸器の増産などで活用した。

トランプ氏はバイデン氏の演説後、ツイッターで「連邦政府が指定の地域に届けたら、ワクチンの供給は州の責任だ」と反論した。

バイデン氏は「議会が資金を提供すれば、高い目標も達成できる」と強調し、議会に改めて追加の財政出動を求めた。9000億㌦(約93兆円)のコロナ追加経済対策が成立したばかりだが、検査能力の拡大や学校の再開支援に向けた法案を議会に提案する方針を示した。

ハリス次期副大統領は29日、米モデルナのコロナワクチンを接種した。バイデン氏も既にワクチンを接種している。

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