LG電子、マグナ社とEV部品で合弁 モーター販路拡大

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM238ZB0T21C20A2000000

『【ソウル=細川幸太郎】韓国LG電子は23日、カナダの自動車部品大手マグナ・インターナショナルと、電気自動車(EV)向けの駆動部品で合弁会社を設立すると発表した。モーターやインバーターなどで両社の強みを持ち寄る。ガソリン車から電動車へと世界の自動車産業が転換点を迎えるなかで、部品大手と組んで販路を広げる。

LG電子が駆動系の自動車部品事業を分社し、新設子会社の49%の株式をマグナ側が4億5300万㌦…』

・合弁会社はLGの自動車部品工場がある韓国・仁川市に本社を置き、2021年7月に発足する。LG電子からは約1000人が転籍する。

・両社の技術を持ち寄ってEV向けのモーターやインバーターの開発・量産を手掛ける。既存顧客を相互に紹介し合うなど、販売網拡大にもつなげる。LG電子は「クルマの電動化が急速に進んでおり、スケールメリットを生かした大量生産体制を早期に整える」としている。

・LG電子は洗濯機や冷蔵庫などの主要部品を社内で内製しており、自社開発のモーターやインバーター部品が家電製品の競争力を下支えしている。自動車の電動化を背景に、既存技術の応用先が広がると判断して新たな販路開拓に乗り出す。

・家電やテレビが主力のLG電子は、カーナビやカーオーディオ、ランプ、モーターといった車載部品も手掛けている。19年12月期の車載部品部門の売上高は約5000億円で営業損益は200億円程度の赤字。自動車産業の厳しい原価低減などで赤字基調が続いていた。

・自動車部品世界大手のマグナ社と組んで同部門の業績改善を目指す。