日本政治家の慶弔費は「邪道」 英サッチャー首相来日時 外交文書公開、89年の秘密公電で判明

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE22B8R0S0A221C2000000

『英国のサッチャー首相が1989年9月に来日した際、日本政治家の慶弔費について「政治家に賄賂を贈るのと同じように、私人が政治家から賄賂を贈ってもらうことを期待するのは、真の民主政治からみて邪道ではないか」と痛烈に批判していた。23日に公開された秘密公電で判明した。

「桜を見る会」疑惑など政治とカネを巡る問題が絶えない日本政界にとって、現代に通じる耳の痛い指摘と言えそうだ。

1989年9月、来日し中山太郎外相(右)と握手するサッチャー英首相(東京都千代田区の英国大使公邸)=共同

秘密公電は89年9月26日付。羽田空港に向かう車に同乗した駐英大使に、日本の政治家は選挙区の冠婚葬祭に大変お金がかかると聞いたとして「率直に言って大ショックである」と打ち明けた。

女性の政界進出を巡り、土井たか子社会党委員長や森山真弓官房長官を挙げ「貴国政治は従来以上に興味深いものとなろう」と期待を示した。「目など赤くしていたが、いつもながらの意気軒高ぶり」と、睡眠わずか2時間で活発に動く女性宰相の姿も描かれていた。〔共同〕』