コロナ関連破綻、650件を突破 最多業種は飲食業

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2010/26/news131.html

『東京商工リサーチは、新型コロナウイルス関連の経営破綻(負債1000万円以上)が、2月から10月26日午後4時時点までに累計619件に達したと発表した。また、負債1000万未満の小規模倒産は累計32件と判明し、小規模倒産を含めた新型コロナ関連破綻は合計で651件に到達したことが分かった。

負債額1000万円以上の企業の都道府県別破綻状況(以下リリースより)

 月別に見ると、単月最多は6月の103件で、9月は3カ月ぶりに前月を上回る100件に達した。7月は80件、8月は67件だった。10月は26日時点で78件となっており、9月に続いて月間100件ペースで推移している。

 都道府県別では、東京都が142件と最多で、全体の22.9%を占めた。以下、大阪府(64件)、北海道(31件)、兵庫県(27件)、愛知県、神奈川県(26件)と続く。

突出する飲食業

 業種別では飲食業が103件と突出していて、ついでアパレル関連が64件、宿泊業が53件、工事計画の見直しなどの影響を受けた建設業が37件となっている。さらに、飲食料品卸売業は32件、食品製造業も27件に達し、飲食業界の需要減が関連業種にも影響する結果となった。

「コロナ破綻」した企業名

 新型コロナ関連破綻のうち、正社員の従業員数が判明した570件の従業員合計は1万1079人となり、1万人を突破。従業員5人未満が255件で4割以上を占めた一方、従業員50人以上の事業者は月間1件にとどまっていて、小規模事業者ほど新型コロナの打撃を大きく受けていることが鮮明となった。

 また、約9割が消滅型の「破産」(500件)を占め、再建型の民事再生法は1割未満だった。このことから、新型コロナによる倒産企業の多くは、業績不振状態で新型コロナが拡大し、とどめを刺された形となっている。』