アルメニアとアゼルバイジャン、係争地巡り戦闘

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64301670X20C20A9FF8000/

『【モスクワ=小川知世】旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンが帰属を巡って対立するナゴルノカラバフで27日、両国軍による戦闘が起きた。死傷者が出たとみられ、両国が互いに相手側が攻撃を始めたと非難している。地域での紛争再燃に懸念が強まっており、ロシアや欧州は双方に即時停戦を訴えた。

アルメニア国防省は同国軍がアゼルバイジャン軍を攻撃する映像を公開した(27日、ナゴルノカラバフ)=AP
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ナゴルノカラバフはアゼルバイジャン西部に位置し、アルメニア系住民が独立を主張する。両国は帰属を巡る紛争でソ連末期から対立し、1994年の停戦合意後も衝突を繰り返してきた。7月には両国軍がナゴルノカラバフに近い国境地帯で交戦し、死者が出た。

アルメニア当局は27日、攻撃を仕掛けたアゼルバイジャン軍の戦車やヘリコプターを攻撃したと発表し、戒厳令を宣言した。アゼルバイジャン当局はアルメニア軍による攻撃を阻止し、民間人を守るために反撃を始めたと発表し、互いに対決姿勢を打ち出している。

周辺国は天然資源が豊富なカスピ海周辺地域での緊張激化に危機感を強めている。アルメニアに軍を駐留するロシアのラブロフ外相は27日、アルメニアとアゼルバイジャンの両外相や、アゼルバイジャンと関係が深いトルコの外相と相次いで電話協議した。ラブロフ氏は即時停戦を訴え、仲介に努める考えを示した。フランスやドイツも平和的な解決を求めた。』

戦闘の死者23人に アルメニアとアゼルバイジャン
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092800142&g=int