レオパレス、債務超過100億円超 6月末

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64280870V20C20A9EA1000/?n_cid=TRPN0017

『レオパレス21が2020年6月末に100億円超の債務超過となったことが25日分かった。20年4~6月期の最終損益は120億円を超える赤字(前年同期は57億円の赤字)となったもよう。施工不良問題による経営不振によって、3月末に自己資本が13億円まで減少していた。

施工不良問題に加え、新型コロナウイルス禍による企業活動の停滞で、アパートのオーナーから借り上げて転貸するサブリースは企業などの利用が落ち込んでいる。入居率は5月以降、損益分岐点である80%を切る状況が続く。4~6月期はコスト削減を進めたが追いつかず、最終赤字が拡大した。

21年3月期の連結最終損益を80億円の赤字(前期は802億円の赤字)と見込む。3期連続の最終赤字となる。期末に債務超過となると、東証の基準で1部から2部に降格となり、翌年度までに解消できなければ上場廃止となる。

現預金は3月末で605億円あり、当面の資金は確保しているとみられる。ただこの1年で現預金は240億円減少した。新型コロナの影響が長期化するなか、早期の業績回復は難しくなっており、資本増強につながるスポンサー探しが焦点になっている。

同社は在宅勤務の拡大や決算業務を担当する従業員が希望退職に応募したことなどで遅れていた4~6月期の決算発表を30日に予定している。

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