外国から植物販売禁止 米アマゾン、「謎の種」で

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63504780W0A900C2000000/

『【ニューヨーク=共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は5日、米インターネット通販大手アマゾン・コムが、外国から米国向けに植物を販売するのを禁止したと報じた。中国から「謎の種」の入った袋が一方的に送り付けられる例が世界で続出していた。

アマゾンは、外国業者に対し、植物や種子の商品の輸入を許可しないと通知し、規約も更新した。米国向けに種子を販売している外国業者の商品を通販サイトから削除しているという。

米国の当局は、害虫が侵入したり、農業に害を及ぼす病気をもたらしたりすることを懸念。2万件近くの報告があり、約9千袋を回収。いくつかの害虫や有害な雑草の種子を特定した。深刻なものは見つかっていないという。

種子の送り付けは、「ブラッシング詐欺」の可能性が指摘されている。通販の出品者側が物品を送り付け、受取人に成り済まして高評価を付けることで出品者としての信用を高め、販売しやすくする手法だ。

アマゾンの広報担当者は声明で「今後は米国を拠点とする業者だけに種子の販売を許可する」と述べた。

日本でも「謎の種」は届けられている。農林水産省植物防疫所は「ウイルスや細菌、病害虫が付着している可能性があり、絶対に植えないで」と注意を呼び掛けている。』