東京は4倍、駐車場シェア需要が“爆増”のワケ

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『SOMPOホールディングス(HD)と提携しているakippa(大阪市浪速区、金谷元気社長、06・4393・8425)が提供する駐車場シェアリングサービスが伸長している。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で需要が増え、予約数はコロナ禍への警戒感が高まりつつあった2月と比べると、緊急事態宣言解除後に東京で4倍、全国平均でも倍に膨らんでいる。

8月も都内では倍の予約数を維持し、高水準が続いている。背景には、新型コロナの感染防止で、公共交通機関の利用を控える動きがある。自家用車で通勤する会社員の増加、ビジネスホテルのテレワーク応援プランの利用などが予約を押し上げている。

社員の感染リスクを下げるため、時限的に自動車通勤を許可・推奨する企業が増えたことも関係していると見られる。

またイベント需要自体は減っているが、7月頃から観客動員の制限を講じつつもスポーツなどの興行が再開。主催者による交通分散の呼びかけで、スタジアム周辺の駐車場利用が伸びている。

akippaは駐車場シェアリングサービス最大手。2019年10月に同社と資本業務提携したSOMPOHDは、保険代理店を通じて駐車場を登録するオーナーを募集するなど全国に拠点数を拡大している。

6月には、シェアリング利用者による駐車場設置物の損壊などを補償する専用保険を共同開発し、サービスに適用している。

日刊工業新聞2020年8月27日』