〔中国関連〕

香港、民主活動家の周庭氏を保釈 香港紙創業者も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62542140S0A810C2000000/

 ※「表現の自由」に対しては、「萎縮効果」というものがある…。当局に忖度して、意見や考えていることを外部に表明することを、止めてしまえば、「そういう考えがある」ということ自体が世間には流通せず、当局の思うつぼとなる…。
 香港安全法は、今年の7月1日から「施行」だから、それ以前の「行為・行動」に対しては、「事後法の禁止(行為の後から、法律を作って、行為の時には「適法」とされていたものを、「違法」とすることを禁止すること)」という大原則がある…。しかし、中国共産党は、別に「人権尊重」「近代法の原則尊重」の立場に立つものでは無い(それを、超越した「革命政権」である、とする)から、その「革命の論理」からすれば、「知ったことではない。」とも言い得る…。
 だが、そう言い切ってしまうと、ますます「異質性」が際立つから、抑制したんだろう…。
 そして、上記の「萎縮効果」からすれば、十分に当人に対しては「警告」となったはずだ…。これで「萎縮」してくれれば、不都合な情報の流通は、阻止されるから、それでよし…。また、懲りずに「情報発信」すれば、今度は正面から合法的に「取り締まれる」から、それもよし…。全て、「計算づく」でやっていると思われる…。

香港民主派議員の排除見送り 中国、米と対立激化回避
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62534700R10C20A8EA1000/
『【北京=高橋哲史】中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)常務委員会は11日、香港立法会(議会)選挙の1年延期を承認した。すべての現職議員の任期を1年延ばし、一部で取り沙汰されていた民主派議員の排除は見送った。

香港の市街を歩く人々=AP
画像の拡大

香港では決定が「サプライズ」と受け止められている。香港の親中派は当局に立候補資格を取り消された民主派の現職4人を、立法会から排除すべきだと訴えていたためだ。民主派は4人が失職すれば重要法案の否決に必要な「3分の1」の議席を失い、影響力が低下する恐れがあった。

中国の習近平(シー・ジンピン)指導部が民主派排除を見送った背後には、トランプ米政権を刺激しすぎれば、米国と台湾の接近をかえって招いてしまうという警戒感がのぞく。

香港警察が香港紙創業者らを逮捕した10日、台湾では蔡英文(ツァイ・インウェン)総統がアザー米厚生長官と会談。米政権は「過去最高位」の訪台と位置づけ、中国への圧力を強める。

米国がアザー氏の訪台を発表した4日、習指導部は長老らと国政の重要課題を話し合う「北戴河会議」に臨んでいた可能性がある。台湾問題は絶対に譲れない「核心的利益」の中でも最優先の課題だ。この問題でさらに攻め込まれれば、習氏の政治的な痛手は大きい。

中国外交トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員は7日、米国に対話を通じた協調路線に戻るよう呼びかける文書を発表した。これ以上、トランプ政権との関係を悪化させたくないのが習指導部の本音だ。』

 ※ 机上空間さんの話しの、食料輸入の問題もあり、米国と決定的に対立するのは、避けたいのが本音だろう…。