アザー米厚生長官、台湾に到着 閣僚級で6年ぶり

アザー米厚生長官、台湾に到着 閣僚級で6年ぶり(2020/8/9 18:17)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62482200Z00C20A8FF8000/

『【台北=中村裕】米国のアザー厚生長官が9日夕、台湾に到着した。米国の閣僚級としては6年ぶりの台湾訪問となる。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と10日に会談を予定するほか、新型コロナウイルスの感染対策などで関係強化を目指す。中国は「一つの中国」の原則から外れる行為として、今回の訪台に強く反発している。

アザー長官は10日午前に、蔡総統と会談する予定。中央感染症指揮センター(新型肺炎対策本部に相当)を訪問し、指揮を執る陳時中・衛生福利部長(厚生相)などとも会談を予定する。

台湾では新型コロナの感染確認者が480人で、海外からの訪問者など輸入症例などを除けば、一般住民の台湾域内での感染者は55人にとどまる。米側は台湾の感染対策を高く評価し、米台の協力関係強化をアピールする。台湾側も訪問を歓迎している。

さらにアザー長官は、7月30日に死去した李登輝・元総統の弔問にも訪れる計画があるという。

中国は、米国と台湾の関係強化を警戒して軍事的な威嚇も示唆し、反発姿勢を強めている。中国海事局は6日、東シナ海の浙江省舟山群島周辺で11~13日に実弾射撃訓練を行うと発表した。』