スリランカ議会選、大統領派が過半数獲得 勝利へ

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62405940X00C20A8EAF000/

『6日開票が始まったスリランカ議会選(一院制、定数225)はゴタバヤ・ラジャパクサ大統領の支持勢力が第1党となる見通しとなった。現地時間7日午前5時半(日本時間午前9時)時点で議席の6割超を獲得し、勝利を確実にした。昨秋の大統領選で当選したラジャパクサ氏は改めて国民の信任を得た。』
『地元メディアによると、ラジャパクサ氏の兄で首相のマヒンダ・ラジャパクサ氏が党首を務めるスリランカ人民戦線(SLPP)は145議席を確保した。前回2015年の議会選で106議席を獲得した統一国民党(UNP)は1議席にとどまっている。UNPから離脱した政党がその受け皿となり54議席を獲得、第2党となる見通しだ。』
『新政権は日本人1人を含む250人以上が死亡した19年4月の連続爆破テロ後に大きく落ち込んだ経済の再建や、新型コロナウイルスへの対策が当面の課題となる。外交面では広域経済圏構想「一帯一路」を掲げてインド洋で存在感を高める中国と、隣国インドとの関係が注目される。

マヒンダ氏は15年まで大統領を務め、中国から巨額の支援や融資を得た親中派で知られる。ラジャパクサ兄弟による政権が国民の支持を得たことでスリランカが再び中国寄りになるとの見方もあるが、大統領は外交的に中立の立場を保つ意向を示している。

選挙戦を主導したマヒンダ氏は現地時間の6日夜、インドのモディ首相から祝意の電話があったことをツイッターで明らかにした。』