新型コロナ対応で浮かんだ亀裂 菅氏「失権」 重み増す今井補佐官

https://www.jiji.com/jc/v4?id=202003skkt0001

(ポイント)
・改正インフル特措法に関する与野党折衝の場に、菅さんがいなかった。
・2月27日に首相は電撃的に全国小中学校などに対する休校措置を要請したが、政府関係者によると今井氏は菅氏不在の内部会議でこの対応を発案。国民行動を左右する重要政策の判断にも関わらず、「危機管理の要」には事後承諾で済まされた…、という話しだ…。
・「官邸主導」と呼ばれる安倍政権の運営には特徴がある。首相は思い入れの深い外交分野に深く関与する一方、内政分野全般は菅長官や首相側近の今井氏による総合調整に任せることが多かった。菅氏もかつて「この内閣で本当のことを知っているのは、総理以外は俺と今井だけだ」と語っていた。
・「桜を見る会」をめぐっても、鉄壁とも言われた菅氏の説明ぶりはいつになくたどたどしい印象を与えていた。先の政府関係者は「桜関連の対応は安倍事務所と今井補佐官で仕切っている。菅氏はそこでの決定事項を伝えられている形」と明かす。
・ラインの一角を占めていた菅氏の「空白」を埋めるように、新型コロナ対策で台頭しているのが今井補佐官ら、経済産業省出身の官邸官僚ら。先の休校要請のほか、第2弾の緊急対応策実施を表明した2月29日の首相会見の内容は彼らを中心に突貫作業で取りまとめられた。
・『霞が関幹部は、緊急対応策に当たって今井氏らの突出ぶりを示すエピソードを明かした。
 新型コロナの拡大に伴う需要増により、医療機関でのマスク不足も深刻化。今井氏の指示を受けた官邸官僚は医療用マスクを「2500万枚」確保するよう、厚生労働省に要請した。
 ただ、中国からのマスク輸入が減少したことで、厚労省は「2500万枚には根拠がなく、実現は難しい」と官邸側に再考を求め、結局1500万枚を順次医療機関に配布することで折り合った。
 厚労省は急きょ、国が保有するマスク250万枚を医療機関に放出するとしたが、新型コロナは全世界に拡大、従来のマスク輸出国も次々と禁輸措置を検討している。同省は、一般用マスクの医療用への転用をメーカーに打診。ただ実現しても、一般用マスクの供給減につながる可能性もあり、「今井氏の仕切りは強引過ぎる」と先の幹部は話した。』
・『かつて「俺と今井だけ」と菅氏が称した両氏の関係は、どこでこじれたのか。別の政府関係者は、「決定的だったのは官邸での小泉進次郎氏の結婚発表だった」と指摘する。
 昨年8月、小泉氏は夫人となる滝川クリステル氏を伴って官邸で菅氏を訪ね、「電撃婚」を公表。「総理にも会っていったら」との菅氏の言葉に従い、予定にはなかった首相とも面会した。
 当時、菅氏は「令和おじさん」として知名度が高まり、「次期首相」にも擬されるように。自民党内では事実上の「菅派」と位置付けられる若手グループの活動が活発化した。
 同年9月の内閣改造・自民党役員人事に当たって、菅氏は首相の意中だった「岸田文雄幹事長」起用案をつぶし、太いパイプを持つ二階俊博幹事長の留任を実現。人事の駆け引きが続く中、菅氏の振り付けによる官邸内での人気政治家のパフォーマンスに、「首相と心中する」と公言する今井氏は「黒子としての立場を離れ、『ポスト安倍』を見据えた菅氏の変化を見て取った」(政府関係者)という。』
・『国内での感染収束の見通しはなく、政府も一丸での対応を余儀なくされている。菅氏も例外ではなく、「コネクティングルーム出張」で一躍有名人となった腹心の和泉洋人首相補佐官が中小企業向け金融支援策などの具体化に携わっている。』
・とはいえ一度歯車がくるった菅、今井両氏の関係が修復する兆しは見えず、「今やまともな話が成り立たない」(霞が関幹部)。
・新型コロナによる流動的要素も残るが、秋にも行われるとされる内閣改造では官房長官交代と、満を持しての「岸田幹事長」起用論が取り沙汰される。
 菅氏はかねて「岸田さんで選挙は乗り切れない」との立場。首相は後継として岸田氏への傾倒を強めており、取り巻く状況は厳しさを増すようにも見えるが、与党幹部は「首を切られる前に自ら辞めれば話は違う。新型コロナの収束めどが立った辺りで、政府対応の責任を取って辞任すると言えば、一気に政局の中心になる」と指摘する。
・露わになった亀裂の深刻さを最も敏感に受け止めているのは麻生太郎副総理兼財務相のようだ。麻生氏は最近、周辺にこう話したという。「あまり菅を追い詰めるなよ。野に放てばどう転ぶか分からねえぞ」。

(考えておくべきこと)
1、安倍さんの「賞味期限」。菅さんが、官房長官でいる限りは、菅さん自身が「反乱」を起こすことは、なかなか難しかろう…。
2、幹事長が、二階さん以外の人になった時、政局は一気に流動化する…。そういう事態になるのか…。
3、岸田さんは、どういう「戦略」で動くのか…。強引に、「幹事長」取りに動くのか…。

 ただ、安倍さんの「賞味期限」は、国際政治の状況に、強く影響される…。トランプ氏は再選されるのか…。プーチン氏は、首尾よく「永世大統領」へと道を開く憲法修正に成功するのか…。習近平氏は、首尾よく「権力闘争」を勝ち抜けるのか…。ムンジェイン政権は、4月15日の総選挙で勝利できるのか…。ヨーロッパのコロナ禍は、どういう形で収束するのか…。事態は、現状では流動的だ…。

〔2020年4月06日、世界の感染拡大は「ピーク」をつけたのか…。〕

※ 「累計感染者」は、こういうもの…。北米とヨーロッパで「累計感染者数」は、多い…。

※ しかし、「世界全体」の「新規感染者数」は、ちょっと下がった…。

※ 「世界全体」の「新規死者数」も、ちょっと下がった…。

※ 国別では、米国、スペイン、イランでも「新規感染者数」は、下がっている…。イタリアは、ほぼ横ばいか、わずかに上昇だ…。日本は、増えてはいるが、「絶対数」としては、まだ少ない…。

※ 国別の「新規死者数」…。米国、スペイン、イタリアで低下している…。イランは、やや上昇傾向だ…。

※ 国別の「感染している人の数」…。現在「闘病中」の人の数だ…。こういう人の、何割を救うことができるのかの「勝負」となっている…。「アビガン」なんかも、役に立ってくれるといいのだが…。

※ ここには、出ていないが、日本でも、「医療崩壊」を起こさずに(地域中核病院なんかで、「急患」を受け入れる余裕を持ちつつ)「コロナ感染者の治療」を行っていくことを、実行して行けるのか、が問われているわけだ…。

※ まだまだ、「感染している人」の中から、「回復した人」へと昇格する割合は、小さい…。この割合を、「死者」にカウントされないで、どうやって大きくしていくのか…、の勝負となっているわけだ…。「回復した人」の血漿から、「抗体」を抽出する…、などという試みもなされている…。いくつか、有効だという治療薬も報告されている(アビガンも、そのうちの一つだ)…。

※ そういうことで、「明るい兆し」も見えて来ている…。

米正副大統領、新型コロナ感染拡大に「落ち着き」始まった兆しも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-06/Q8CALUT0AFB601
『ペンス副大統領はホワイトハウスでの記者会見で、「わずかながら改善の兆しが見え始めている」と発言。「専門家は結論を急ぐべきではないと言うだろうが、私はそのつもりはない。しかし、大統領と同じように私も楽観的な人間だ」と語った。
 ペンス副大統領は「感染者、何よりも犠牲者」の増加ペースが落ち着き始めていると政府は認識しつつあると述べた。』
『一方、トランプ大統領は「恐らく良い兆候だ。頭打ちになりつつあるとよいのだが」とより楽観的な見解を明らかにした。』

※ こういう発言に、株式市場も敏感に反応し、ダウ平均は上げて、それを受けて日経平均も上げた…。

※ 日本では、明日(4月7日)にも、「緊急事態宣言」が出るようだ…。

※ しかし、目先のことばかりに右往左往するのでは無く、大きな流れにキチンと目配りしておくことを、忘れないようにしないとな…。

〔…プリンセス、またもや感染者が出る…。〕

豪寄港の「プリンセス」号で陽性 客下船後に判明、当局が連絡急ぐ
https://www.afpbb.com/articles/-/3274420

『【3月20日 AFP】オーストラリア・シドニーに寄港したクルーズ船「ルビー・プリンセス(Ruby Princess)」の乗船者4人が、新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したことが明らかになった。当局は20日、前日に下船した乗客約2700人に対し、自主隔離を行うとともに、当局に連絡するよう緊急要請した。
ニューサウスウェールズ(New South Wales)州当局によると、当初はニュージーランド行きの同船について「危険度低」とみなし、19日に下船を許可したという。乗客らは同国最多の人口を擁する同市中心部へ向かった。
 同船ではシドニーからニュージーランドに向けて航海中に乗客らが体調不良を訴えたことから、13人に対してインフルエンザ検査を実施。後に同じ13人分の検体を新型ウイルス検査にかけたところ、乗客3人と乗員1人から陽性反応が出たという。』
『ルビー・プリンセスは陽性反応を示した1人を含む1100人の乗員を乗せて出港しており、シドニーからは遠く離れている。
 同船を運航しているのは、クルーズ会社のプリンセス・クルーズ(Princess Cruises)。ハザード氏は、同船の所有会社が「本件の対応に当たっている」と明かしている。
 同国では、海外から帰国した、あるいは新型ウイルスにさらされた恐れのある旅行者には、2週間の自主隔離を要請している。しかしルビー・プリンセスの下船者らの中には、同船の乗船者から陽性反応が出た事実を依然把握していない人がいる可能性がある。
 ハザード氏は、「非常に大きく懸念しているのは、乗客らが船内にウイルスが存在していたことを知らずに下船してしまったということだ」と話している。(c)AFP』

※ 航路は、こんな感じか…。現在、全てのクルーズ航路を休止しているようなんで、ちょっと古いもののようだ…。

※ なお、「ダイプリ」の航路にも当たったんで、貼っておく…。1月25日の香港で、大量の中…人観光客が乗船して来て、それがマズかった…、と言っている人もいる…。今となっては、「昔(むかし)の話し」だ…。世界が、感染まみれになってしまったからな…。

※ 「グラプリ」の航路は、こう…。

※ ここの会社、やたらと感染者を出している…。また、各地で「不法投棄」問題も起こして、叩かれている…。そういう「体質」なのか、それとも、強引な「合併策」にでも出て、多くの「恨み」でも買っているものなのか…。

※ ちょっと、調べてみた…。

船内設備 | CRUISEVACATIONS
https://www.cruisevacation.jp/princess/attraction/facilities/

※ 日本での代表的な「旅行販売代理店」のサイトだ…。画像は、ここからキャプチャした…。

※ 「メディカル・センター」があり、「イギリスの資格をもつ医師と看護師が乗船しており、24時間対応してくれる」と書いてあるが、そいつらは一体何をしていたんだ…。全く、機能しなかった…、ということか…。当初、イギリス・アメリカのメディアで、やたら「日本の対応」を叩いていたメディアと、それのしり馬に乗って、同じく叩いていた国内メディアがあったようだが、こういう「事実」は、どうするつもりなんだ…。最後は、頬っ被りで、ダンマリか…。

※ いずれ、こういう「宣伝画像」に釣られて、参加した…はいいが、突然、舞台は「暗転」し、コロナ感染騒ぎとなるわけだ…。まったく、人生どこで「奈落」が口を開けて待っているのか、知れたものではない…、という話しだ…。

※「会社概要」は、こう…。資本金なんて、たった「3500万円」だ…。現在、日本における「生命(いのち)の相場」は、「8000万円~9000万円」だ…。集団訴訟を起こしたところで、「取りっぱぐれる」レベルだな…。

※ なんでもそうだが、「契約」する相手の「財産的な裏付け」は、常にチェックしておかないとな…。いざという時に、「取りっぱぐれる」ことになる…。

※ 後は、自衛策として、「任意保険」に加入しておく手がある…。ただ、「感染症」なんかは、どこまで「カバー」できるものなのか…。おそらく、「生命保険」の「特約」程度では、カバーしていないんじゃないか…。特別な「任意保険」になる可能性が高いと思われる…。

「新型コロナウイルスによる感染症に関する保険の取扱いについて」( https://www.aig.co.jp/sonpo/company/news202001/20200207-01 )

※「傷害保険」だと、「対象外」となるようだ…。「医療保険」「海外旅行保険」だと、「対象」になるようだな…。ダイプリでもなんでも、クルーズ参加者で加入していた人の割合は、どのくらいになるものなのか…。あと、「企業」が加入する「賠償責任保険」も、「対象外」となるようなんで、注意しておいた方がいい…。

プリンセス・クルーズ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA

クルーズ客船における2019年コロナウイルス感染症の流行状況
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E5%AE%A2%E8%88%B9%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B2019%E5%B9%B4%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%B9%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87%E3%81%AE%E6%B5%81%E8%A1%8C%E7%8A%B6%E6%B3%81

プリンセス・クルーズ、2ヶ月間全クルーズ船の運航を停止(2020年3月13日 金曜日 1:20 AM)
https://www.traicy.com/posts/20200313148089/
『カーニバル・コーポレーションは、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、傘下のプリンセス・クルーズが保有するクルーズ船18隻を、5月10日まで運航しないと発表した。5月11日から運航を再開する。
今後5日以内に終了するクルーズは、終了まで運航する。3月17日以降にも運航するクルーズは、運用要件を考慮して、乗客にとって最も便利な場所で終了する。利用者が帰宅するために、可能な限りのことを行うという。
プリンセス・クルーズでは、影響を受ける乗客に対し、支払ったクルーズ代金の100%を、次回以降のクルーズ代金として使用できるフューチャー・クルーズ・クレジットとして提供するほか、追加のクレジットも付与する。現金での払い戻しを請求することもできるものの、コールセンターでの待ち時間が長くなることが想定されるため、ウェブサイトのフォームから連絡するよう求めている。』

※ この「カーニバル・コーポレーション」というのが、「運航会社」本体のようだ…。

Carnival CorpCCL.N
https://jp.reuters.com/companies/CCL.N/key-metrics 

※ 財務諸表を、ちょっと調べた…。

※ 「フリーキャッシュフロー」が、マイナスになっているのが気になる…。

フリーキャッシュフロー 見るべきは財務活動とのバランス
https://keiriplus.jp/tips/freecashflow-zaimu/

※ 上記だと、その中身がよく分からないので、ちょっと判定しかねる…。

※ 損益計算書によれば、1ドル=100円換算だと、年間2兆円以上の営業収益があるようだ…。ただ、「配当性向」が55.05%と、これまた高いのも気になる…。日本の一部上場企業だと、30%くらいだ…。儲けは、ドンドン株主に「配当」していて、会社の「内部留保」は、あまり残らない…、という話しになる…。そういう会社だと、「いざという時の耐性」が低く、「リスク」に「脆弱」なんだよね…。

※ そういう会社の「特性」は、キチンと調べておいた方がいいぞ…。特に、外資系の「保険会社」とか、「信託会社」とかはな…。

※ あと、業績悪化すると、トットと「撤退して行く」のも、「外資系」の特長だ…。「資産」を預けようとする場合は、特に念入りに調べないとな…。

首相、初の緊急事態宣言発令へ

https://www.47news.jp/politics/4688639.html

『安倍晋三首相は新型コロナ特措法に基づき、緊急事態宣言を週内に発令する意向を固めた。対象地域は東京や大阪を軸に調整する。政府関係者が6日、明らかにした。感染が全国的かつ急速にまん延し、国民生活や経済に甚大な被害を及ぼす段階に入ったと判断した。同法による発令は初めてで、私権制限を伴う措置が可能となる。世界的に感染が広がる中、国内対応は重大な局面を迎えた。

 発令すれば、不要不急の外出自粛要請に法的根拠ができるが、強制力を持つロックダウン(都市封鎖)は行えない。オーバーシュート(爆発的患者急増)などで、医療提供体制が崩壊する事態を回避する狙いがある。』

※ こういう状況じゃな…。3月25日くらいから、増大の勢いを抑制できなくなったようだ…。第一派の中国湖北省及びその近辺からの流入の波は凌いだようだが、その後の二派、三派のヨーロッパなどからの流入の波は、抑えきれなかったようだ…。卒業旅行とかで、海外に出かけた人も、相当数いたようだしな…。桜も咲いて、「花見」に出かけた人も、相当数いたようだしな…。

※ この曲線見て、「40日くらい」を目安にしていたが、流入源が「世界各国」になってしまっては、あまり意味は無くなった…。もはや、「長期戦」は避けられない…。6月いっぱい、7月いっぱいは、見ておかなければならない感じだ…。

※ それでも、感染拡大のペースをできる限り「ゆるやか」にして、「医療リソース」の「最適配分」を模索して行くしかない…。

※ オレらにできることは、これまでと同じだ…。人混みの回避、マスク予防(無ければ、自作)、石けん手洗い・手指の消毒、マメなうがいの励行…。そういうやるべきことをやって、「収束に向かう」ことを、少しでも支援する他は無い…。