新型コロナ、死亡するのは「肺浸潤」というものが原因だった…。

 こういう情報を提供すると、やたら「狼狽(うろた)える」人が出るからな…。
 まず、落ち着こう…。
 これまでの情報で、分かっていることを、整理しておこう…。

 1、新型コロナで「重症化する割合」は、20%くらいだ…。8割の人は、たとえ感染したとしても、「風邪ていど」の軽症で済む…。
 2、重症化しやすい条件は、
 (1)高齢者(65才以上、としておこう…)
 (2)持病(基礎疾患。糖尿病、肝炎、高血圧、高脂血症なんかの生活習慣病…)のある人
 (3)喫煙習慣、労働環境等で、肺がダメージを負っている人

 3、そういう「悪条件」を抱えている人でも、
 (1)高リスクな場所を避ける
 (2)マスク予防(無ければ、自作する)
 (3)手洗い・手指の消毒
 (4)うがいの励行
 により、感染リスクを下げることができる。
 そして、
 (5)ハアハア深い呼吸をせず、おとなしやかにシンナリと呼吸することにより、肺胞がウイルス感染する リスクを下げることができる…。

 よろしいですな?

What does the coronavirus do to your body? Everything to know about the infection process
https://www.usatoday.com/in-depth/news/2020/03/13/what-coronavirus-does-body-covid-19-infection-process-symptoms/5009057002/

※ ウイルスが喉や上気道で「ブロック」できず、肺の方まで送り込まれたとする…。

※ すると、肺炎となり、患者によっては、具合が悪いことが起きてしまう…。それは、本来は、「袋」状態になっていて、「空気」で満たされるはずの「肺胞」が、「液体」で浸(ひた)されてしまう…、という状態だ…。「Air space filled」と言っているだろう…。

※こうなると、自力では「呼吸」ができず、「人工呼吸器」のお世話にならないといけなくなる…。当然だ…。本来は、「空気」で満たされていて、「酸素」と「二酸化炭素」の「ガス交換」を行うはずの「肺胞」に、液体が貯まっているんでは、「ガス交換」など、できようはずも無い…。

※ たとえ人工呼吸器で、「酸素」を肺に送り込んだとしても、肝心の「肺胞」が「液体」で浸潤されているのでは、体内に十分な酸素を取り込むことが、できない…。

※ 体内でいろいろな「臓器」が必要とする「酸素」が十分に行き渡らない状態になれば、「臓器」も活動することができない…。「多臓器不全」となり、どうしようもなく、お亡くなりになる…。

※ これが、「肺浸潤」→呼吸困難→「多臓器不全」のメカニズムだ…。

肺浸潤
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%BA%E6%B5%B8%E6%BD%A4
『肺浸潤 (はいしんじゅん、Pulmonary infiltrate) とは、肺実質、典型的には肺胞内に膿や血液、タンパク質などの空気よりも密度の高い物質が浸み出した状態である。肺浸潤は肺炎や結核、ノカルジア症などの感染症に付随して見られる[1]。過去には肺結核の初期の状態を意味した。

肺浸潤は胸部X線撮影では肺実質の透過性が低下した像として捉えられ、真っ白にベタ塗りされたように見える[2]。』

※ それで、もう少し情報を集めた…。

肺の構造(気管から肺胞まで)
 http://nagasawanorio.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-ddc0.html

このサイトが、参考になり、画像もここからキャプチャした…。

※気管支は、ドンドン枝分かれしていって、末端に「肺胞」が「ブドウの房」のようについている…。

※ 肺の「実質」とは、「肺胞腔(くう)」という「空間」で、ここで「ガス交換」を行うわけだ…。そういう空間を、形作るのに役立っているいるのが、「肺胞隔壁」、すなわち「肺間質」というものだ…。こっちがやられてしまうのが、「間質性肺炎」というわけだ…。

※各部の名称と、構造図…。これをすべて「記憶」しなければならないのだから、「医者」という職業は、大変なものだ…。「看護師」もなのか…。

※「肺胞」が病変して、「空気以外のもの」で「置き換えられた」状態を説明している…。ここでは、「レントゲン撮影」などの「影像」では、どう見えるのか…、という観点から説明している…。

※ そういう状態(病変)の原因としては、種々の原因があり、「細菌感染」や、「マイコプラズマ感染」や、さらには「間質」が感染してしまう「間質性肺炎」などもある…。

※ そして、今回、「新型コロナ・ウイルス」による「ウイルス性感染」による「肺炎」も、加わった…、という話しになる…。

※ 正常な場合と、「病変」がある場合の、撮影映像の違いを「模式図」で説明している…。本来は、「空気」で満たされているはずの部分(それで、「大きく息を吸って、そのまま止めて。」「はい、いいですよー。」とやっているわけか…。)が、「空気以外のもの」が多くあれば、マズいわけだ…。右上画像とかだと、もはや「肺胞」として機能していないと考えられる…。

※やや、専門的だが、細部の名称のイメージだ…。

※ 末端の「肺胞」が「細菌感染」し、それが「感染部分を、他に広げていく」イメージ図…。「ウイルス感染」の場合も、同様だと思われる…。

※ちょっと、画像が小さいので、拡大して見てくれ…。けっこう、重要なことを説明している…。肺胞内にウイルスがやって来たときの、免疫体制の「免疫反応」を説明している…。マクロファージが活性化されて「活性化マクロファージ」になり、「異物」を攻撃している…。そのとき、「蛋白濃度の高い浸出液」が出る…、と言っている…。毛細血管が損傷したせいだろう…。血小板も集められている…。血栓もできている…。そういう免疫反応により、肺胞内には「液体」が貯まり、肺胞自体も「損傷」し、「硬化」していく…、という話しになる…。

※ 肺のどういう部分が「炎症」状態になっているのか…、という観点からの分類だ…。

全部の「肺胞」がやられずに済んで、「正常に機能している部分」が多く残り、「全身の各臓器」に必要な「酸素」を取り込むことができる程度で済めば、なんとか「生還」することが可能となる…、という話しになるだろう…。

※ X線画像と、実際の「病変」の関係の説明だ…。医者は、そういう画像から、実際はどういうことになっているのかを、読み取って、的確な治療方針を決めていくわけだ…。

※ 実際のレントゲン写真の例…。「ここに、ちょっと影がありますねえ…。」とか言われたりするわけだ…。

※ さまざまな感染症によって、「肺の容積」に変化が生じることを説明している…。

※ ということで、話しを整理する。

1、この「新型コロナ」は、「重症化」する場合、肺胞内に「液体」が浸潤してしまうことがある。

2、そういう「液体が浸潤した肺胞」が多くなって、「各臓器」で必要な酸素を、供給するに不足する場合は、「多臓器不全」になって、死に至ることがある…。

3、そういう「液体が浸潤」してしまうメカニズムは、完全には明らかになっていない…。「サイトカインストーム」(免疫の過剰反応)も、一役かっているんだろう…、程度の推測がなされているというのが、現状だ…。

4、残念ながら、現状では、「感染を防止・軽減化するワクチン」も、「決定的な治療方法」も、確立されてはいない…。

※ しかし、この「国内感染状況」のデータからは、「致死率」は4%くらい(クルーズ船を除いた場合)…。クルーズ船を含めて計算すると、2.8%くらいだ…。

治療が効いて、退院できた「退院率」は、24.4%(クルーズ船を除いた場合)。含めて計算すると、45.8%くらいだ…。クルーズ船を含めて計算すると、良い結果となるのは、クルーズ船参加者は、「元気なお年寄り」が多いせいだろう…。なんらかの「持病があって、日常生活がシンドイ」ならば、「東南アジアを廻るクルーズ」なんかに参加しようとは、思わないだろうからな…。

※ だから、無闇に恐れる必要は無い…。やることをやって、この緊急事態を凌いで行くだけだ…。