新型コロナウイルスに我々はどう対峙したらいいのか(No.2) 新たな段階に入っている新型コロナウイルスと人類の戦い

https://www.med.tohoku.ac.jp/feature/pages/topics_215.html

 ※ こういう事態なんで、全文を紹介しておく…。
『日本ではこの1週間新型コロナウイルスの話題はクルーズ船の話でもちきりだった印象がある。ウイルスは「見えない」存在である。今回のコロナウイルスも直径100-200ナノメートルという小さな粒子であり、肉眼ではもちろん普通の光学顕微鏡でも見ることができず、ウイルス粒子を見るためには電子顕微鏡が必要である。今回の新型コロナウイルスはウイルス粒子が見えないということと同時に、このウイルスの拡がりが見えないという特徴があり、そのことがこのウイルスとの戦いを難しいものにしている。

 クルーズ船の乗客から重症者が発生したということが今日厚生労働省から発表された。クルーズ船の乗客では高齢者が多かったこと、SARSでも発症後1週間ぐらいで急激に症状の悪化する例が多かったことを考えても十分に起こることが想定されていた事態である。

 クルーズ船の流行はいろいろな偶然が重なりたまたま、ウイルスの拡がりを見ることができたものと考えるべきである。そこから見えてきていることはやはりこのウイルスは相当程度ヒトからヒトへの感染力が高いという事実である。武漢では、流行が始まったとされているマーケットの周辺で「見えていた」流行を追いかけているうちに、その陰で「見えない」感染拡大が急速に進んで手の付けられない状態になっていたと考えられる。

 シンガポールでは現在、感染連鎖を可視化しようとして全力を挙げて取り組んでいて、地域内での流行の実態が少しずつわかってきている。これは2003年のSARSの流行の後、このような事態に対応できる体制を整備してきたからこそできていることである。シンガポールではほとんどすべての病院でこのウイルスの検査をする体制が整備されていて1日2000検体以上を検査することが可能である。日本においても検査体制は急速に整備されていくと考えられるが、現時点では日本には感染連鎖を可視化するすべは限られている。そのような中でどうしたら最も効率よく感染連鎖を可視化できるのを考えないといけない。

 たまたま「見えた」クルーズ船の流行にのみに目を奪われて、全体像を見失ってはいけない。むしろ、クルーズ船の流行は日本国内でもシンガポールと同様に地域内での感染連鎖が進行している可能性を強く示唆するものであり、地域内の流行が起きるという前提で、それぞれの地域で医療体制を考えるなどの準備をすることが必要である。武漢の失敗の教訓を我々は学ばないといけない。

 我々は今、非常に厄介なウイルスを相手に戦っている。「過度に恐れずにインフルエンザと同じような対応を」というメッセージを伝えるだけでこのウイルスにたち向かうことができるとは私は考えていない。そもそも、このウイルスは明らかに季節性インフルエンザと同じではない。日本でも、毎年高齢者を中心に多くの人が季節性インフルエンザで亡くなっている。しかしその死亡のほとんどはインフルエンザ感染の後に起こる細菌性肺炎やインフルエンザ感染をきっかけに寝たきりの高齢者などが心筋梗塞など別の原因で亡くなるインフルエンザ関連死と呼ばれる死亡を含んだものである。このため、インフルエンザは高齢者の最後の命の灯を消す病気と言われている。

 しかし、この新型コロナウイルスはまったく違う。重症化する人の割合は低いが、重症化した人ではウイルスそのものが肺の中で増えるウイルス性肺炎を起こす。重症のウイルス性肺炎は治療が困難で、日本でも救命できない例が出てくる可能性は十分に考えられる。寝たきりの高齢者などにとってもこのウイルスはもちろん危険なウイルスであるが、中国では50-60代の人も多く亡くなっており、30-40代の人の死亡も報告されている。多くの人にとっては、季節性インフルエンザと同じ程度の病気しか起こさないウイルスだからといって、決して侮ってはいけないウイルスである。

 このウイルスは、急速な勢いで世界に拡がっている。このウイルスとのここまでの戦いは人類の側の完敗に終わっている。そのウイルスの拡散するスピードに人類はまったく追いつけておらず、すべての対応が後手に回っている。それは中国だけではなく日本やWHOを含めたすべての国際社会がそのスピードについていけていない。しかし、このウイルスに我々の想像を超えるようなスピードを与えたのは人類なのだということも忘れてはいけない。

 同じようなウイルスが50年前に出現しても中国の一つの地域で謎の肺炎で多くの人が亡くなったという程度のもので終わったはずである。SARSの起きた2003年とも我々はまったく違う時代を生きている。SARSは広東省の広州で最初の感染拡大が起きて、ウイルスが香港を経由して世界に拡散することで世界的な流行となった。SARSは幸いにして日本で流行を起こすことはなかったが、今は広州と日本の間に毎日多く直行便が飛んでいる。今、広州で同じことが起きたら日本は真っ先に流行を起こす国になっている可能性は高い。このウイルスを世界中に運んでいるのは動物ではなく、人である。中国国内、さらに中国と日本を含む多くの国との人の行き来が急速に増大したことがこのウイルスに人類に制御できないようなスピードを与えてしまったことは明らかである。

 新型コロナウイルスの流行は収束に向かっているのではないかという楽観論が広がっている。このような大規模な流行が同じ地域で1年以上にわたって続くことはあり得ないので、当然どこかの時点で流行は収束に向かっていく。武漢での流行がすでにピークを迎えているかの判断は慎重にすべきだが、おそらく武漢の流行は遠くない時期に収束に向かっていくことになると考えられる。しかし武漢での流行が収束に向かうことがこのウイルスとの戦いの終わりを意味しない。中国各都市は武漢から少なくても2-3週間遅れて流行が始まっているので、他の都市での流行がどう推移するのかは慎重に見極める必要がある。しかし、少なくても現時点で初期の武漢のような状態になっている場所はおそらくないというのはいい徴候だと考えられる。

 しかし、もはや中国の疫学状況と日本の国内の状況は必ずしもリンクしない。今、我々が最も懸念しないといけないのは渡航者からの感染連鎖がすでに国内で成立している可能性である。国内で成立しているかもしれない感染連鎖は、当然中国の疫学状況にまったく影響をうけない。我々はまだ国内の流行の始まりさえ検知できていないのである。楽観的な情報に流されて安心できる状況には到底ない。

 もし中国政府の取っている対策のいくつかが有効で武漢のような状況になることを防げているのだとすると、その情報は日本にも、世界にとっても非常に重要である。何が有効で何が有効でなかったのかという中国での教訓を生かすことが次の段階のこのウイルスとの戦いには絶対に必要である。2003年のSARSの流行の際、中国は少なくても2003年2月上旬までにSARSコロナウイルスに対処する方法がわかっていたはずである。実際に2月中旬以降、広州の流行は収束方向に向かっていた。その情報を国際社会と共有しなかったことで国際的な流行につながったのではないかということで、中国は国際社会から強く非難された。中国はその轍を踏んではならない。

 SARSはヒトからヒトへの感染連鎖をすべて断ち切ることができ、グローバルな封じ込めに成功することができた。しかし、このウイルスについては中国で流行が収束傾向に向かうとしても、これだけ広範に広がってしまい、かつ感染連鎖の非常に見えにくいこのウイルスの感染連鎖があと半年ですべて断ち切れるとは考えられない。当初の最悪のシナリオは世界のすべての場所が武漢のような状況になってインフルエンザパンデミックのような状況になることだったが、その可能性はかなり低くなっている。日本で武漢のような非常に大規模な流行が起こることも考えにくくなっている。しかし、医療や公衆衛生体制が脆弱な国の都市が「第2の武漢」になってしまう危険性は残っている。そういった新たな感染源ができてしまうと、そこを起点としてまた世界中にウイルスが拡散していくことになる。東南アジアやアフリカなどの国の都市が「第2の武漢」になる可能性は残っている。国際社会が協力して「第2の武漢」が出現することを阻止していく必要がある。

 このウイルスとの戦いの第1ラウンドは人類の完敗だったが、流行は新たな局面に入り、人類は急速にこのウイルスに対抗するすべを見つけつつある。その意味でも、「過度に恐れずインフルエンザと同じ対応」をしていれば十分というような感染症ではないと私は考えている。インフルエンザに対してはワクチンや抗インフルエンザ薬、さらには迅速診断キットというツールがあるが、このウイルスには現時点ではそういったツールはない。我々がこのウイルスに対抗するために持っているツールは限られている。現時点では、残念ながらすべての感染連鎖を可視化することはできず、日本で「見えない」感染連鎖が進行している蓋然性も相当程度高くなっている。しかし、我々が持っている限られたツールを駆使して「見えない」感染連鎖の一部を可視化できる可能性は出てきている。抗ウイルス薬やワクチンについても希望の光が見えてきている。このウイルスに対抗できるツールを最大限生かして、このウイルスとの第2ラウンドを戦っていく必要があると私は考えている。

医学系研究科微生物学分野 教授
押谷 仁』

※ ニュース9で、この押谷先生を招いて、お話を伺っていた(リアルタイムで視た)。オレなりに、ポイントと思われる点を挙げておく。
1、このウイルスは、「封じ込め」が非常に難しい…。
 その原因は、「無症状感染者」の存在がある…。それから、「無症状」状態でも、他者へ感染させていると言う疑いがある…。
2、今、日本で起きていることは、そういう「ステルス・ウイルスまん延状態」になっている疑いがある…、と言う事態だ…。日本のどの地域でも、「その地域での流行」が起きて不思議では無い状態だ…。
3、だから、「対策」のフェーズも、「封じ込め」から「重症者の救命・治癒」に、行動を切り替えるべきだ…。
4、現段階では、まだ軽症者も「感染対策可能医療機関」に収容したりしている…。しかし、今後は、そういう「リソース」の無駄使いは、止めて、真に「本格的な治療行為が必要な患者」のみを受け入れるような体制に切り替えて行くべきだ…。

オレらにできることは、限られている…。
高リスクポイントを避けること、マスク予防、手洗い・手指の消毒、うがいの励行で、極力、感染しないようにすること…。重症化のリスクが高い、高齢者、45過ぎの人、持病(糖尿病、高血圧、高脂血症)持ちの人が感染しないように気を配ること…。そうやって、自分が感染して、重症化することを防止して、対策可能医療機関が満杯になるのを、回避するのに貢献すること…。
 ただ、3月・4月になれば、感染の勢いも弱まるだろう…、とは言わなかった点は、気がかりだ…。

ホームシックに試合拒否、新型ウイルスに頭抱える中国クラブ

『新型コロナウイルスの感染拡大によって中国のサッカークラブが世界中に散らばる中、ホームシックにかかった選手たちは開幕日が決まっていない新シーズンに向けてトレーニングを続け、恐怖のあまり他国クラブからは親善試合を拒否されているチームもある。』
『昨季のスーパーリーグで6位となった武漢卓爾(Wuhan Zall)は1月末、マラガ(Malaga)近郊でのトレーニングキャンプのためにスペインに到着した際、医療関係者に出迎えられたものの、発症している選手やスタッフはいなかった。

 チームを率いるスペイン人のホセ・ゴンサレス(Jose Gonzalez)監督は、選手を悪者扱いしないように求め「彼らは歩くウイルスではない。アスリートだ」と述べた。

 しかしロシア1部リーグのFCクラスノダール(FC Krasnodar)は、おそらくはウイルスの懸念を理由に武漢卓爾との親善試合を中止しており、ジブラルタルリーグのヨーロッパ・ポイントFC(Europa Point FC)もそれに続いたと伝えられている。』
『中国のスポーツ紙東方体育日報(Oriental Sports Daily)は、同国FAカップ(Chinese FA Cup)王者の上海申花(Shanghai Shenhua)がUAEのドバイ(Dubai)に約2週間滞在しており、その後アブダビに向かってさらにトレーニングを行うと報じた。

 上海申花の選手たちは、長らく帰国できていないことや不安から精神的なダメージを負っている。

 同メディアが報じたところによれば、上海申花のスタッフの一人が「正直に言えば、これほど長い間帰国できないとなると、選手たちがホームシックになるのは避けられないだろう」と話しているという。

「だが、それについてできることは何もない。今では中国の感染はより深刻になっている」』
『英国生まれの中国代表選手ニコ・イェナリス(Nico Yennaris)が所属する北京国安(Beijing Guoan)は、AFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2020)のチェンライ・ユナイテッド(Chiangrai United FC、タイ)戦を来週に控えており、このアウェーゲームは同チームにとって昨年12月1日以来の公式戦となる。

 韓国・済州(Jeju)島で練習を行い、現在はすでにタイで調整を続けている北京国安は、選手の体温を1日に2度も測り、移動中にマスクを着用させるなど万全を期している。

 11日にチームのもとを訪れた北京国安の会長は、選手たちはこの困難な時期に家族と引き離されることになったと認めた。

「このような状況は、きょうここにいるすべての人にとって初めてのこと。率直に言って、解決するための良い手段が一切ない」 』

横浜のクルーズ船を除き、中国以外で劇的な感染拡大なし=WHO(字幕・14日)

https://www.reuters.com/video/watch/idOWjpvCAXXQ8XL0L583WO5XAZRB41YQH

※ 統計上の分類は、ともかくとして、こういう情報が世界に発信されて行く…。

※ それを、どう受け止めるかは、各国・各人の受け止めだ…。

※ そういう中で、日本国の対応も、決めて行く必要がある…。

※ そういうことが、また、東京2020の集客なんかに、微妙に影響して行くことになる…。

ホワイトハウス、対中批判強める-新型コロナウイルス対応に失望表明

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-13/Q5NRET6K50XS01?srnd=cojp-v2

『FOXニュースとCNBCも匿名の当局者を引用し、トランプ政権は新型ウイルスに関して中国が発する情報を信頼していないと報じた。ただ、トランプ大統領は表向きは中国政府の新型ウイルスへの対応を繰り返し称賛してきており、先週には、習近平国家主席のリーダーシップに感銘を受けたとツイートしていた。』
『中国の感染症例が13日の発表で激増したことについてクドロー氏は、「中国で封じ込めができているかどうか、われわれには分からない。件数が徐々に減っていると思っていたが、そうではないことが分かった」とした上で、「この件については、中国の対応にわれわれはとても失望している」と話した。』
『中国国家衛生健康委員会は14日、新型ウイルス感染症例が累計で6万3851件になったと発表した。13日に5090件増えた。死者は121人増の1380人。同委員会は湖北省で二重カウントがあったとして死者数を修正。死者として数えていた108人を除いた。感染症例も1043件を差し引き、総数を修正した。』
『中国の国有医薬品メーカー、中国生物技術は、新型ウイルス感染から回復した患者から採取した血漿(けっしょう)を集めている。別の患者への適用で、炎症軽減や体内ウイルス量の減少、血中酸素濃度の上昇などの治療効果が明らかになったという。』

新型肺炎治療、回復した患者の血漿に有効性-中国医薬品メーカー
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-14/Q5ODJTT0AFB701
『中国の国有医薬品メーカー、中国生物技術は、新型コロナウイルス感染から回復した患者から採取した血漿(けっしょう)を集めている。別の患者への適用で治療効果が明らかになったという。

  同社は今月8日以降、極めて強力な抗体を含んでいるこの血漿を10人余りの重症患者の治療に使っている。微信(ウィーチャット)の公式アカウントを通じて13日夜に明らかにした。

  同社によると、この治療を受けた患者は24時間以内に症状が改善。炎症軽減や体内ウイルス量の減少、血中酸素濃度の上昇などがみられるという。』

中国支援金「払わず」 肺炎対策、二階氏主導に反発―自民保守系

『新型肺炎の拡大を踏まえ、自民党の二階俊博幹事長が主導した中国への支援金構想に、党内から「待った」がかかった。1人5000円を歳費から天引きして、中国政府に渡す予定だったが、日中間の懸案が解決しないままの支援に保守派が反発。執行部は寄付方式に改めることにした。一部議員は拒否する見通しだ。』
『党の保守派でつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」の代表幹事を務める青山繁晴参院議員は14日、二階氏と国会内で面会し、天引きを見直すよう求めた。二階氏は「あくまで任意だ」と応じた。
 新型肺炎が拡大する中でも、中国公船が沖縄県・尖閣諸島沖で領海侵入を続けていることなどに、保守派は反発している。面会後、青山氏は記者団に「この期に及んで公船による動きも止まっていない」と指摘。「天引きに応じない」と明言した。
 親中派の二階氏としては、党独自の対応をアピールする狙いがあったとみられる。側近議員の一人は「根回しを怠ったことが問題だ。結果として二階氏に批判の矛先が向かった」と悔やんだ。』

医療関係者6人死亡 1716人が感染―中国・新型肺炎

『【北京時事】中国国家衛生健康委員会の曽益新副主任は14日の記者会見で、新型コロナウイルスによる肺炎で、中国国内の医療関係者6人が死亡したことを明らかにした。12日午前0時(日本時間同1時)時点の集計で、医師や看護師ら医療関係者の感染者は1716人。このうち9割近い1502人が湖北省、中でも武漢市が1102人を占めた。肺炎発生以降、中国政府が医療関係者の感染状況を公表するのは初めて。』

中国の首席生物兵器の専門家が武漢P4実験室を接収

 ※ 「神韻」とか、「新唐人」とかから分かるように、明らかに「大紀元」系のメディアだ…。
 しかし、こういう時は、そういう玉石混交の情報から「真実のカケラ」を拾う方がいい…。
 いろいろ、面白い(眉唾な)情報が満載のサイトだ…。

 「中国人民解放軍チェン・ウェイ少将」と言うから、どんなおっさんの軍人さんかと思ったら、女性科学者のようだ…。ここのサイトに、経歴が上がっていた…。

武漢新型コロナウイルス対策全権を委任された中国人民解放軍チェン・ウェイ少将のインタビュー全文
https://indeep.jp/major-general-chen-wei-is-trying-now/
『陳薇(チェン・ウェイ)氏の経歴と業績
[経歴]
・1988年 中国浙江大学の化学科へ入学。
・1991年 清華大学生物化学科で修士学位を取得。
・同年より 中国軍事医学科学アカデミーの微生物・疫学研究所で働く
・1995年 人民解放軍陸軍医学研究所で微生物エンジニアリングの研究
・2012年 アメリカ陸軍医科学アカデミーの微生物・疫学研究所の副所長に就任
・同年   アメリカ生物工学研究所の所長に就任
・2015年 中国人民解放軍の少将に
・2019年 中国工程院の研究員に選出

[業績]
・2003年 SARS コロナウイルスを抑制するための組換ヒトインターフェロン鼻スプレーを開発。1万4000人の医療スタッフを無感染に導く。

・2012年 炭疽菌の予防と制御の研究で画期的な進歩を遂げ、国家戦略準備剤に含まれる最初の遺伝子組み換えワクチンを開発する。

・2014年 西アフリカでエボラ熱が発生した後、世界初の遺伝子型エボラワクチンを開発。2017年に、新薬の承認を取得した世界初のエボラワクチンとなる。』

 ※ 「遺伝子組み換え」の専門家でもある辺りが、「なんだかなあ…。」という感じだ…。

新型肺炎の抗ウイルス血漿、重症者の臨床治療に投入

http://j.people.com.cn/n3/2020/0214/c95952-9657771.html

『国薬集団中国バイオテクノロジー(以下、「同社」という)は13日、新型コロナウイルス肺炎治療の最新の進展を発表した。同社は一部の回復患者の血漿採取、及び抗新型コロナウイルスウイルス血漿製品、抗ウイルスグロブリンの生成を完了した。厳格な血液生物安全性検査、ウイルス不活性化、抗ウイルス活性検査などにより、臨床治療に使用する抗ウイルス血漿を生成し、重症者の臨床治療に投入している。科技日報が伝えた。』
『関連分野の専門家によると、SARS流行中に回復した患者の血漿を重症患者に輸血したところ、治癒したケースがある。ワクチンや特効薬が存在しない現在、この抗ウイルス血漿製品は新型コロナウイルス肺炎治療の最も効果的な手段となっており、重症者の死亡率を大幅に引き下げることができる。』
『同社の研究開発責任者によると、抗ウイルス血漿は採取・生成及び一連の検査において良好な安全性を示している。生成技術は成熟しており、短時間で生成できる。同社が担当する「2019-nCoV感染回復期の患者による特異血漿と特異免疫グロブリンの生成」プロジェクトはすでに、科学技術部(省)が定める国家重点研究開発計画「公衆安全リスク対策と緊急技術装備品」重点特定プロジェクトの研究計画に組み入れられている。また湖北省科学技術庁や衛生健康委員会などの当局から力強い支援を受けている。』

※ 注目すべき医学的な知見だ…。「免疫」反応には、「活性化する役目」の物質と、「抑制する役目」の物質の二者が関わっていて、車の両輪としてバランスを保っている…。ウイルスに打ち勝ったヒトの「血漿」中には、そういうことに関わる「抗ウイルス」成分が存在している可能性がある…。

是非とも、世界で共有したい医学的な情報だ…。

新型肺炎「感染したかも」と思ったら 対応Q&A

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55611830U0A210C2CE0000/?n_cid=DSREA001

『Q 国内での流行が始まったのか。

A 新型肺炎が流行している地域への最近の渡航歴がない患者が複数見つかっており、厚生労働省は国内で感染したとみている。感染源が特定できない「市中感染」の可能性もあるが、同省は「現時点で流行していると判断する情報はない」と説明している。

Q どんな予防策が重要か。

A インフルエンザと同じで、くしゃみをする際にマスクを着けたり服やティッシュで口を覆ったりする「せきエチケット」を守り、こまめに手を洗うのが基本だ。人混みを避け、体力を落とさないよう食事や睡眠に気をつけることも大切になる。

Q 消毒は?

A アルコールはウイルスの膜を壊してくれるため効果がある。エレベーターのボタンなど、不特定多数の人が触れる場所はこまめに消毒したい。

Q 発熱やせきなどの症状が出た場合、どう対応すればよいか。

A いきなり医療機関を受診するのではなく、まずは都道府県などが設置する「帰国者・接触者相談センター」(一覧はhttps://www.kantei.go.jp/jp/pages/corona_news.html)に電話する。

感染の疑いがあると判断されれば「帰国者・接触者外来」がある病院を紹介してもらえる。受診する際はマスクを着用し、周囲に感染させないように配慮したい。

Q 症状が軽い場合はどうすればよいのか。

A もし国内で流行が広がってしまった場合は死者や重症者を減らすことが重要になる。重症化しやすい高齢者や持病のある人が確実に医療を受けられるように、軽症者は外来だけで治療し、入院せずに自宅療養してもらうことも考えられる。』