対トルコ防衛でクルド軍とシリア軍が連合、ロシアも参加か?(「北の国から猫と二人で想う事」さんより)

http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/5106980.html 

 ※ 『2019年10月13日付の報道では、シリア政府軍SAAがクルドSDF: Syrian Democratic Forcesとの取り決めに沿って、クルド人居住区域に在るコバーニKobani 、マンビジュManbij に軍を派遣したと報道された。コバーニのクルド指揮官は、現地10月13日夜までに、シリア政府軍、ロシア軍が両地域へのトルコの侵入を阻止するために到着するだろうと語っている。クルド側は、これまで地域を守るために、西側などへ支援を求めるなどあらゆる手段を講じたが支援は得られず、これまで距離を取っていたシリア政府側と協議したと説明している。今後、シリア~トルコの国境に沿って、シリア側にクルドSDFとシリア政府軍が防衛に付くという新たな連合と対立が浮上する事になり、それにロシア軍も加勢する可能性があるという。この合意にはロシアが仲介したとの記事もある。』とのことだ…。
『左上図の、緑色の地域がトルコ軍がすでに侵攻または攻撃を行っている地域。トルコ、シリア軍共に空軍を持ち、ロシアはシリア領内に空軍基地を持っていることから、空中戦が起きる可能性があるが、ロシアと軍事的、経済的関係を強めていたトルコの今後の対応がどう変化するのか?一方、アメリカのエスパー国防長官は13日、CBSテレビの番組のインタビューで、「昨夜、トランプ大統領がシリア北部から軍の撤退を始めるよう指示した」と述べ、1000人規模のアメリカ軍部隊の撤退計画を明らかにし、その理由のひとつに、クルドがアサド政権やロシアと取り引きしようとしている事をあげている。クルド人地域には、約14000人のISがSDFに拘束されていると言われ、一部が脱走、またはSDFが故意に逃がしたとも言われるが詳細は不明。IS家族は7万人が難民生活をしているといわれる。、、、シリア情勢は、筆者が想像していた以上に複雑になってきた。』と分析されて、おられる…。

クルド人組織、シリア政府が支援で合意 トルコの進攻で

https://www.bbc.com/japanese/50037897 

※ AFPのマップと違っているのは、ISの捕虜収容所(三角印)が、増えていることだ…。クルド側は、「管理している収容所から、ISの戦闘員を解き放つ!」と言うことを、取り引き材料に使ったと言う情報も、あった…。実際、戦闘状態になれば、そんな捕虜のことなんか、かまっていられない状況になったんだろう…。

※ ロシアは、シリア内に軍事拠点(空軍基地も、有している。それから、黒海艦隊が地中海に出て作戦行動する際の、補給拠点である軍港の使用権も、保有している)を持っており、それもあって、アサド政権を尻押ししている…。この権益が守られれば、トルコと決定的に事を構えるつもりは、無いだろう…(ミサイル防衛システムも、売り込んだしな)。米軍も、撤退の方向に動いているとなれば、なおさらだ…。

※ 結局、大勢力(アメリカ、ロシア、EU)は、口先介入だけで、散発的な戦闘は生じるだろうが、なし崩しにトルコ領内にいるシリア難民を収容する「セーフティ・ゾーン」は、形成されてしまう可能性は、高いんじゃないか…。ただ、それでは、納得しない武装勢力(クルド、シリア反政府組織、IS残党、アルカイダ残党など… )がいる限り、シリア情勢が安定する… 、というわけには行かない要因は残りそうだ…。まだまだ、火種は残りそうだが、一時の安定状態には、なる可能性はあるんじゃないか…。

※ 依然として、シリア政府側の反応が、あまり聞こえてこないのは、不可思議だ…。