トルコの攻撃に対するクルド側の動きとイラン、米国の対応(「北の国から猫と二人で想う事」さんより)

http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/5106171.html 

 ※ いつもながら、非常に参考になる…。米側、国連側、イラン側の立場が、記述されている…。
『トランプ米大統領は10月6日、これまで緩衝地帯となってきたトルコ・シリア国境周辺から米軍を撤退させると発表し、トルコによるシリアのクルド人攻撃を容認するものとして広く受け止められているが、トランプ大統領は米国と同盟関係にあるクルド人勢力を見捨てたわけではないと強調している。米国は2015年から、IS攻撃のクルド支援で2000人を駐留させ18箇所の基地を維持してきた。』
『トランプ大統領がトルコとクルドの調停に乗り出したといわれる中、国連などでは、トルコの攻撃が強引Turkish assault was overwhelming(圧倒的だ-意訳すると、「やり過ぎ」?)として対応が話し合われている。国連事務総長は、トルコの一方的軍事行動に懸念を表明している。国連事務所は、トルコの攻撃で、約7万人が避難する状況になったと語った。』
『イラン外務省は10日木曜、声明を発表してシリア領内でのトルコの軍事作戦に懸念を示すとともに、「軍事攻撃は、トルコの治安面での懸念を払拭する方法ではなく、人的・物的に甚大な被害を引き起こすことになる。このため、イランはこの行動に対する反対を表明する」とし、シリアとトルコの間に立って役割を果たす用意があり、現在もこの両国と連絡をとっている」とした。この声明ではまた、「発生した緊張の解消は、平和的な措置や、シリアの領土保全と国家主権への尊重、そしてアダナ合意の実施によってのみ可能だ」とされている。』
 EUも、「EUはトルコの一方的な軍事行動の停止を求める」とする声明を発表したらしいが、トルコ側は、「我々の作戦を侵略と呼ぶなら、ドアを開けて360万人のシリア難民をあなたのところに送る」と警告した、とのことだ…。

トルコ「批判するなら難民360万人送る」 EUに警告
https://www.asahi.com/articles/ASMBC0VKWMBBUHBI04R.html?ref=auweb 

※ 貼ってくれているマップが、非常に参考になる…。赤い星印が、空爆地点。おそらく、事前に米軍には、通告済みだろう…。それどころか、米側と通じた出来レースの可能性もあるだろう…。ピンクのエリアが、アサド政権側の支配地域。黄色のエリアが、クルドの支配地域。紫のエリアが、聖戦を唱える反体制派…。灰色のエリアが、ISの残党が立て籠もっている地域のようだ…。逆三角が、米軍の拠点…。四角が、ISなんかの捕虜の収容所らしい…。数は、少ないな…。これで見る限り、1ヶ所だな…。

※ 全体の構図を見ると、シリア難民の処理に困ったトルコが、米側と示し合わせて、クルドには泣いてもらって、難民を帰還させる「セーフティ・ゾーン」の作成に乗り出した…、というような感じじゃないのか…。

※ 肝心のアサド政権側や、ロシア側の反応があまり出てこないのは、とっくに「根回し済み」と言うことか…。そう言えば、エルドアンとプーチンは、盛んに会ってたな…。ロシア製のミサイル導入も、その「ディール」に使われたのか…。