トルコ、シリア北部に越境攻撃

※ 重大ニュースだと思ったんで、背景事情なんかを、調べて見た…。

トルコ、シリア北部に越境攻撃
https://www.sankei.com/world/news/191010/wor1910100005-n1.html

トルコがシリア北部のクルドSDFとの戦闘準備 米軍は撤退
http://blog.livedoor.jp/nappi11/archives/5104994.html
 ※ 「北の国から猫と二人で想う事」さんのサイトだ。この人は、現在は北海道に居住している(時々、キタキツネ一家の観察写真なんかを、アップしている)ようだが、中東情勢に明るく、昔は資源関係の仕事でもやっていたのか…、という感じだ。そのサイトの内容は、非常に参考になり、オレは毎日チェックしている…。

複雑な中東情勢を(なんとか)図示してみた
https://www.ngo-jvc.net/jp/tokyostaffdiary/2013/01/20130104-middleeast.html

「中近東におけるトルコの政治外交 -対イスラエル、シリア、イランの立ち位置-」(2012年5月30日)
 ※ アタチュルクの世俗主義が、エルドアン政権になってから「新オスマン主義」とでも言うべきものに変化した…、という観点から斬っている。ちょっと古いが、非常に参考になる…。
https://www.cfiec.jp/2012/h24-eurasia-0530-1/ 

中東はどのように今に至ったのか
https://www3.nhk.or.jp/news/special/new-middle-east/how-we-got-here/

イスラエルが描く中東の“未来予想図” 
https://www3.nhk.or.jp/news/special/new-middle-east/israel-new-era/ 

トルコの存在感が増しているのはなぜなのか 
https://www3.nhk.or.jp/news/special/new-middle-east/turkey/

※ 中東情勢が分かりにくのは、関係国がやたら多く、かつ、国以外の関係勢力も跳梁跋扈しているからだ…。大きな対立軸として、イスラエルvs.パレスチナがあり、アラブ諸国(湾岸諸国)がパレスチナを尻押しし、アメリカがイスラエルを尻押ししているという構図がある。シリアでは、アサド政権vs.反政府勢力の争いがあり、これにイランが、レバノンのヒズボラやイラクのシーア派を手駒に使って尻押しし、トルコは難民が押し寄せているんで、国境付近に軍を集結させ、クルドは自治領を打ち立てようと策動し、ロシアがアサド政権を尻押ししている…、という構図のようだ…。これに、ISの残党や、アルカイダが勢力を広めようと策動している…、という話しのようだ…。英独仏は、古くからこの地域に利権を持っていて、それの確保を図りたい思惑がある…。

※ トルコの思惑は、この図を見れば一目瞭然だ。registered refugeesとは、難民のことだ。シリア国境に近いところに難民が押し寄せて(赤色の濃いエリアが、比率が高いところ)、その管理も大変だ…。

※ それで、シリアのトルコと国境を接するゾーンに、「管理地域」を作って、そこに難民を移住させる(自分の国に、帰還させる)という策に出たわけだ…。しかし、その行動は、国境を超えて他国の領土に軍隊を侵攻させるものなんで、非難されている…、と言う話しだ…。また、イラク国境に近いところには、クルドの勢力が存在しているんで、これが攻撃されて甚大な被害が出るのでは、と危惧されているわけだ…。

※ ボスポラス海峡を渡って、ヨーロッパ側には、ブルガリアがある…。ブルガリアが、隣国なんだな…。IMFのラガルドの後がまが、ブルガリア出身だったのは、なんか示唆的だな…。

※ ブルガリアも山岳地帯がある…。また、マケドニアも、山岳地帯だ…。ここ出身のアレクサンダー大王が、広域を支配できたのは、やはり山岳地帯で鍛えられた精兵に支えられていたんだろう…。