「掃海部隊について」(その4)

※ 引き続き、「掃海部隊」について、紹介する。ここでは、「保有艦艇」を紹介する。

保有艦艇(平成29年6月6日現在)
■掃海母艦:「うらが」型×2隻
■掃海艦:「あわじ」型×1隻
■掃海艇:「すがしま」型×2隻
■掃海艇:「ひらしま」型×3隻
■掃海艇:「えのしま」型×1隻
■掃海管制艇:「いえしま」型×1隻
■掃海管制艇:「うわじま」型×1隻
■輸送艦:「おおすみ」型×3隻
■エアクッション艇:「1号」型×6隻 という陣容だ。

うらが (掃海母艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/うらが_(掃海母艦)
乗員
170名
兵装
・12.7mm重機関銃M2
・機雷敷設装置3型
・Mk105航空磁気掃海具
・Mk104航空音響掃海具
搭載機
着艦スペースのみ
レーダー
・OPS-14C 対空
・OPS-20 航海用
ソナー
機雷探知用ソナー(後日装備)

兵装
前甲板に62口径76mm単装速射砲1基が備えられるスペースがあり、後日装備ということになっている。かつて退役する護衛艦「むらくも」から転用する計画があったが状態が思わしくないために断念しており、その後は搭載の目途が立っていない。
小型船舶対処用としては12.7mm重機関銃M2が数挺装備されている。これらは普段は武器庫に格納されており、必要に応じて銃架に装備する。

※ 「スペースはあるが、後日装備」とか、「普段は武器庫に収納されていて、必要に応じて銃架に装備する。」とか、「大人の事情」が満載だな…。

あわじ型掃海艦
https://ja.wikipedia.org/wiki/あわじ型掃海艦
あわじ型は、やえやま型掃海艦の後継で、海上自衛隊の艦艇のうち、えのしま型に続く繊維強化プラスチック(FRP)製艦艇となる。機雷には磁気反応型が多いため、機雷を処分する掃海艦艇の船体では金属の使用を避ける必要があり、木造が多かった。あわじ型はFRP製にしたことにより、前型の木造のやえやま型とほぼ同寸法でありながら、基準排水量が3割低減し、船体が長寿命化されている。平成25年度(2013年度)政府予算案の概算要求のイメージ図ではステルス性の向上が行われていたが、翌26年度(2014年度)の概算要求では、えのしま型を大型化した艦容となっている。
FRP船としては世界最大級である。大型FRP船の建造技術・設備を持つジャパンマリンユナイテッド(JMU)が2番艦「ひらど」まで引き渡し済みで、3番艦も受注した。

装備
航路に敷設された機雷を探知する水中調査用UUVとしてウッズホール海洋研究所製のリーマス600が導入され、これが装備するクライン3500サイドスキャン・ソナーにより機雷を探知する。なお、海自はリーマス600の浅深度型であるリーマス100を既に導入している。水上や浅深度に敷設された機雷には光学式監視装置(レーザー・レーダー)で危害半径外から機雷を判別する。これらの装備は、やえやま型の「はちじょう」に装備され、性能試験が行われた。
またUUVで探知した目標の精密探知には、ひらしま型から装備されているZQS-4機雷探知機を、やえやま型と同様に対潜水艦用の深深度機雷を探知するために、吊り上げ式(VDS)へ変更して装備している。
探知した機雷はドイツのシーフォックスと同様の使い捨てで、光ファイバーにより遠隔操作される低感度高性能爆薬を搭載した爆破能力の高い自走式機雷処分用弾薬(EMD)の自爆で処分される(三井造船開発・製造)。これにより深深度機雷への対応や、ひらしま型等が搭載するS-10水中航走式機雷掃討具のような多機能かつ高価な掃討具を誘爆で失うリスクが無くなる。
なお、これら掃討具とは別に、ひらしま型から装備されている小型係維掃海具1型や感応掃海具1型が装備された。災害派遣の際には、コンテナを搭載するため感応掃海具の一部陸揚げも行われる。
自衛・機雷処分用の20mm機関砲は従来の掃海艇に装備されている手動型のJM61-Mではなく、えのしま型の「はつしま」と同じく、海上保安庁が使用している遠隔操作型のJM61-RFSが装備された。

※ これが、機雷探知用のUUV(Unmanned Undersea Vehicle 無人水中航走体)である、リーマス600と言うものらしい。

※ UUVを検索してたら、こういう画像にも、当たった。無人水上艇とUUVの協調活動だ。触雷の危険が、常につきまとうんで、探査・探知活動も、極力距離をとったほうが、いいわけだ…。残念ながら、海自には、まだ導入されてはいないようだ…。

※ そして、探知・発見した機雷に、こういうものを放って、爆破処理するわけだ…。

※ これが、「遠隔操作型のJM61-RFS」と言うものらしい…。機雷処分用でもあるんで、爆破処理したときに「破片」が襲ってきたりするのを、回避するんだろう…。