中国、悲願の国産半導体 CXMTがDRAM量産へ 米とのハイテク覇権争い激しく(2019年6月12日)

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO46017290S9A610C1FFE000?s=0

『CXMTの技術力に対する評価は割れている。半導体の性能向上のカギとなる回路線幅の微細化では、既に上位勢に匹敵する19ナノ(ナノは10億分の1)メートルを実現しているとの声がある一方、地道な改善を重ね歩留まりを高めて量産規模を拡大するにはまだ時間がかかるとの見方もある。
米国の規制動向の影響も受けそうだ。高度な半導体を製造するにはAMATなど海外メーカーの製造設備が欠かせない。半導体設計に必要な自動化(EDA)ソフトもシノプシスなど米企業の寡占状態にあり、CXMTも現状は米企業に依存している。米は同社の計画を頓挫させるカードを持っているといえ、介入するシナリオもあり得る。
トランプ米政権は中国のハイテク企業に対する警戒を強めており、米中対立が激しくなれば、中国企業を指導する海外の技術陣も帰国する恐れがある。「米中対立がさらに激しくなれば、中国のハイテク工場は稼働が困難になるリスクが高まる」と中国の半導体業界の関係者は漏らす。』