『トランプは、中国の泣き所を突いてきたのか?』

http://www.sankei.com/economy/news/180527/ecn1805270003-n1.html

「基軸通貨」の説明のところで、結局は国際的な「信用(その通貨を流通させ
ている、背景となる通貨に対する信頼)」がポイントだ、という説明をした。
その通貨の、流通の裏付けとなっているものが重要で、ドルにしても裏付けが
「金」から「石油を購入できること(ペトロ ・ダラー)」に変わってきた、なん
てことを考察した。
じゃあ、「人民元」(中国人民銀行が発行の元締めだ)の裏付けとは、何なん
だ? という話しになってくる。
それは、実は「ドル」である、という話しになる。中国が保有する巨額の「ド
ル」資産(ドル建ての外準(外貨準備)」が裏付けだ、という分析だ。
この話しは、上記の田村秀男さんがずっと言い続けていることで、オレはその
話しを何回も目にした。
いつでも基軸通貨である「ドル」に交換できる、という信用が「人民元」の流
通の裏付けである(そういう信頼があるから、相手は「人民元」を受け取ってく
れる)という分析だ。この話しは、別に田村さんだけの考察では無く、国際経済
の専門家の間の常識なんだろう。
じゃあ、その中国の巨額のドル資産の元は、何なんだ? というのが、次の話し
だ。
それは、中国の巨額の対米貿易黒字(アメリカ相手に貿易で稼いで受け取った、
ドル)だ、ってのが結論だ。
そこを、トランプ政権は突いてきてる、という分析だ。
北朝鮮問題をコントロールするには、どうしても中国と協調する必要があった
んで、アメリカとしては相当中国に配慮してきたんだろう。しかし、それが一定
の目途がついたんで、遠慮無く中国叩きに乗り出したんだろう。
向こう10から20年位は、米中の綱引きが続くだろうよ。もちろん、トラン
プ政権が2期目も続くのか、誰にも分からんよ。今年の中間選挙が、その第一の
試金石ということになる。
中国、北朝鮮、ロシアなんかの非民主国家は、まず政権交代がないから、習近
平、金正恩(例のキム・ハンソルに首をすげ替えられる、可能性はある)、プー
チンなんかの政権が少しは変化しつつ基調としては続くことになる。
ここが、非民主国家側の付け目だ。習近平や金正恩は、固唾を呑んでトランプ
政権が倒れるのを待っていることだろうよ。日本の安倍政権が交代するのもな。
ちなみに、日本円の信用の裏付けも、「ドル」だ。日銀とアメリカのニューヨー
ク連邦準備銀行(FRB(日本の日銀みたいなモン)の有力構成銀行。FRBは、
日本と異なり各地域の有力連邦準備銀行の集合体という構成になってる。ドルの
発行元だ)間では、ドル円の無制限スワップ契約を結んでいる。日本だけでは無
く、各国(まあ、アメリカの言うことを聞く国と、いう話しだ。ちなみに、韓国
はこれから外された。契約を、延長して貰えなかった)と結んでるハズだ。
よくアメリカの衰退と中国の台頭とかの話しを聞くが、実態はまだまだだ。A
IIBの話しを、最近聞くか? 一帯一路の成功の話しを、聞くか?
むしろ、アメリカの逆鱗に触れて、追い詰められてる感じじゃないのか?
中国礼賛の記事は、中国のカネで殺されたヤツのチョーチン記事が殆んどなん
で、よっぽど注意しないとな。